にじ魂>仮説

ユング心理学は疑似科学

「前提が間違っていると結論も必ず間違う」と言う論理がある。
これは「間違った知識を身に付けていると誤った意見を言ってしまう」と言い換えても良いはずだ。
昔の偉人たちは今に比べて不正確な情報しか持っていなかったので、デタラメな考え方をしてた人も多い。
迷信を真実だと思い込んでた時代なので仕方が無いのかもしれないけれど千年以上昔の学者とかの話は、当時は信憑性があったのかもしれないけど、現代ではほとんど否定されてしまうような俗説に過ぎない。

ほんの百年程度前の心理学者のC・G・ユングも今ならトンデモ本に属するような説をいくつも残している。
彼は世界中の民族の神話が偶然とは思えない程よく似ている事から、人類には共通の無意識が存在するとの説を唱えていたが、すべての人種は同じ祖先を持ち、絶えず交流してきたのであって神話が似てくるのも当然なんです。それには無意識とか関係ない。
例えばギリシャ神話なんかは、中央アジアの広範囲に渡って活躍していた騎馬民族のスキタイ人らの手によって世界中に伝わっていて、ギリシャ神話を元にして神話を作った国も多い。

ユングの言う共時性も偶然の域を出ないし、「夢判断」で夢に何らかの意味付けをしようとしてるけど、夢とは日常生活の中で溜まった情報を寝てる間に脳が整理をしているだけであって深い意味はない。
彼はオカルトにはまり過ぎていたので例外的なのかもしれないが、単に「有名である」と言うだけで他人の言葉を信じてしまうのは、リスキーだと思う。

by 箱男:2006年08月13日 12:23| はてブ
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コメント(1)

1:あきら:2007年01月25日 07:17

心理学の話は難しいですよね。少なくとも、いわゆる自然科学とか数学などといった部類の学問とは大きく異なってる。正しい正しくない以前に、かんぺきな証明のための手段が全くない。臨床的に有益であった、経験的に大体合ってる気がする、とかそういうレベルでしか正・不正を扱わない。そんなレベルでも随分役に立ってはいるのでしょうけど、まだまだ欠陥だらけの分野なのでしょう。

ただ、「ふつうに伝播して神話の内容が類似することがある」というのは「普遍的無意識によって神話の内容が類似することがある」という話の反証にはならないですね。夢分析の意味付けにしても、「日常生活の中で溜まった情報を寝てる間に脳が整理をしている」、その整理中の情報を探るところに意味を見出してるんだと思います。無意識レベルで細かな情報を集めまくって、夢の中で整理して未来を予測したりして、結果的に未来予知みたいな現象が起きた!みたいな話になってくるとややこしいですけれど。

情報不足の時代とか、心理学の不確かさとは関係なく、有名な人の発言を盲信するのはだめそうですね。正しいと思います。

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